“川柳の町”として、また法然上人ゆかりの誕生寺でも有名な久米南町は、自然と文化に恵まれた町。
岡山県のほぼ中央部に位置し、なだらかな丘陵地が続き、農家が点在する風景は、
都会にはない心やすらぐ空間となっている。そんなロケーションの中、
下籾地区には約59haの森林資源を生かした「久米南美しい森」がある。
この美しい森は、県が“県民参加による森林づくり”として整備している「美しい森林」のトップを切って、
平成8年9月にオープン。
中心施設として、林間学習や研修に使う30畳の宿泊可能なセミナールーム、
24種類のキノコや森林の役割を紹介した展示コーナー、かやぶき屋根の竹細工工房からなる木造平屋建ての
「ビジターセンター」がある。この施設は、静かな農山村のイメージにマッチさせ、
立ち並ぶ民家に溶け込むようなデザインを考慮し、外部の風景を取り入れた箱庭空間を創り出している。
アカマツ林の中には、15張り分のテントサイトと炊事棟、近くに野外音楽堂と野鳥観察小屋、
昆虫の森を整備。また、林内を周遊できる遊歩道や多目的広場、湿性植物園も整えている。
久米南町は「この美しい森は、身近に森林に親しみ、その中で森林の仕組みや重要性について理解を深めながら、
自然観察やレクリエーションなど野外活動の場として利用していただきたい」としている。
また、「久米南美しい森」では、キャンプ用品などの貸し出しも行っている。
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のどかな、農山村として、優れた景観を有する山手地区。農村生活を通じて、地域住民とふれあい、
豊かな自然を満喫する農村型リゾートは、スポーツやレクリエーション等のアウトドアライフを
楽しみながら心身ともにリフレッシュできるものとして、今、最も注目されています。
その農村型リゾートのシンボル施設として、平成元年12月に町が修復した治部邸は文和元年(1353)に
九州日向国(宮崎県)から戦乱を逃れ、この地に帰農した旧庄屋、治部家の屋敷でした。白壁をめぐらし、
大きな長屋門を持つ居宅は、江戸時代の豪農の面影を今に伝えています。
研修会、サークル活動の合宿等に最適な宿泊施設として、バス、トイレ、炊事場も整備され、30人が利用できます。
数百年の時を刻みつづける治部邸で、自然と親しみ、ふるさとの心に触れ、
ゆったりカントリーライフをお楽しみいただけます。
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お 問 い 合 わ せ
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勝北町総合スポーツ公園管理センター TEL(0838)36-5800
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備前・美作五十三次ふれあいだより
国道53号グレードアップ委員会
(事務局 津山市都市建設部土木課内)
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